真食養について

玄米食のすすめ

肥田式強健術は純健康体の三大要素の一つとして食事法に関する「真食養」という提言を掲げており、日々の食事法も重視しています。そして、肥田春充先生は、著書である「独特なる胃腸の強健法」「天真療法」「一分間の強健法」などにおいて、「人体を構成する各種成分を殆ど完全に近く有する主食として、玄米ほど理想の物はあり得ない」と仰っています。

玄米に加えて、少しの緑の野菜を摂れば、健康体を維持できるということです。当研究会でも、運動法と共にこの食事法を30年以上実行し、自分の体でもって、この教えが正しいことを確信している会員が多数おります。

その玄米を使った「玄米ジュース」を朝食にするという素晴らしい健康法が、現代のスムージー健康法ともぴったり重なりあうので、ここでご紹介したいと思います。

※肥田式強健術の食養のなかでは、1.質 2.量 3.接種方法も大事であることが記されています。使う食品の質と分量のバランス、そして食し方も指導の通りになるように、ご注意願います。

玄米ジュースの作りかた1:肥田春充先生考案

材料:(一人分)玄米大さじ3、大豆大さじ2

1.玄米は水洗いしゴミをとり水につける。水は毎日取り替え1晩から4晩ぐらいつける。発芽が出る頃が一番玄米の栄養価が高い。大豆は洗った後4倍以上の水につけて一晩置いておく。

2.翌日、大豆を沸騰した湯の中で、煮る。湯に入れて沸騰してから9秒程泳がす。煮過ぎるとビタミン類の破壊させる事になるので注意。

3.さきほどの1.と2.を一緒にして、ミキサーにいれて容量よりも1cm程上回る水を入れる。目で見て芯が取れるまでミキサーでよく混ぜる。出来上がったものをよく噛みながら頂きます。

玄米ジュースの作りかた2:現代の生活に合わせたレシピ

材料:(一人分)玄米大さじ3、大豆大さじ2、リンゴ1/4、パセリ大さ4、ドライブルーベリー小さじ1

1.~2.は「玄米ジュースの作りかた1」と同様です。3.において玄米と大豆に加えて、リンゴとパセリ、ドライブルーベリーをミキサーにいれてください。

玄米は24時間以上水につけ、大豆は1分くらい蒸かすとより濃厚な味になります。

現代人は肥田先生の時代よりストレスが多いと思うので、必要なものを加えて作ったジュースです。今流行のスムージーに似ていて、朝ご飯はこれだけでも充分です。

 

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