2017年 年間目標について

今年の目標について、富田会長からコメントをいただきましたので、掲載します。

 

◎2017年間テーマ

今年、平成29年3月~平成30年2月までの年間テーマを「拇指丘と踵を使う」と致します。

以前にも「拇指丘と踵を活かす」を年間テーマにしたことがありますがまだまだ足裏全体と脚を活かしきれていないようです。

準備運動を前半行っておりますがその中で必ず下脚緊張法を取り入れています。この下脚緊張法を行うとき両脚を閉じますが足先を見ていると小指から踵へかけての足の外側が前に突き出ている人がまだ多く見受けられます。つまり拇指丘から踵へかけての内側のラインが弱いという事になります。

強健術の根本は中心力(腰腹同量)の養成ですので下脚の実を造らなければ中心力の練磨はできません。下脚の実は拇指丘と踵で造っています。中心力は下脚の力をつけるのと正比例して強くなります。脚の働きとは踏み込み(拇指丘=敏捷)と踏み付け(踵=強固)です。

踏み付け踏み込みの練修はどこでも出来るものではありませんが日常的に例えば散歩の折や電車の中など意識して拇指丘、踵の内側のラインを使うようにすれば自ずと鍛えられてきます。拇指丘は腰へ、踵は腹へと伝わる力が自覚できるまで練修して下さい。そうすると中心力(腰腹同量)の感覚も養われて来て強健術の神髄に近づくことになります。 (富田高久)

 

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