今回のテーマは、集約拳です。
集約拳は、春充先生の処女作『実験簡易強健術』で紹介して以来、『聖中心道肥田式強健術』まで一貫して使用されています。
『実験簡易強健術』の“16.重き鉄亜鈴を捨てよ”で、「更に進んで当身の方を学び、予が運動法に於ける、拳の握り方を知るや
遂に悉く亜鈴を捨てて仕舞ったのである。」(p.64)と初登場しまたした。
そして、同書“33.鉄亜鈴を要せざる手の握り方”(p.102-106)で、具体的な握り方が説明されています。
管理人Aの職場の後輩が、学生時代に「柳生新眼流」を習っていて、その当身の握りと同じだと言っていました。
【握り方】
(1)人差し指と中指を曲げる。
(2)(1)で曲げた二指の下に親指を曲げる。
(3)薬指と小指を拇指の上に折って重ねる。
握ると力が掌の中央に集中します。
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